俺の彼女
「なんだって?」


さっきとは打って変わって真紀は身を乗り出した


「今から…来るって。」



ドキドキが加速する


「マジで!?
…そっか…。じゃあ、私は退散するよ。」



立ち上がる真紀


「えぇ〜!?
真紀いないと困るよ。」


「私がいたらお邪魔虫になるよ。
大丈夫。
絶対に愛梨なら大丈夫。」


力強く微笑んだ真紀は店を出ていった





大丈夫





芹澤くんが来たらちゃんと自分の気持ちを伝えるんだ




大丈夫…
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