俺の彼女
でも
俺も真っ赤だったと思う




あまりに嬉しくて



信じられなくて




でも
頭にはしっかり愛梨の声が残っていた



“芹澤くんが好き”














かぁぁぁぁぁあ



「はは…。
ゆでダコ。」



誤魔化そうとして
憎まれ口をひとつ



「もぅっ…芹澤くんだって…ゆ、ゆでダコ。」

言い返した愛梨のはにかむ笑顔に


ドキン…


胸が高鳴る


もう、その笑顔は俺のモノ




愛梨は





俺の彼女
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