俺の彼女
ザッザッザッ…


お馴染みの足音が
俺を睡魔の手から引きずり落とす


「せーりーざーわー!」


だみ声が響いて
俺は起き上がった


「授業が始まるだろうが!とっとと教室に入れ!!」



ババアの肘鉄をヒラリと交わして校舎に向かう

「へいへい。」


「はい。と返事をしろ!
まったく!」


鋭い視線と舌打ちを受けながら俺は歩いた
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