俺の彼女
「お待たせしました。
こちらでいかがですか?」


営業口調の愛梨は
俺を見ようとせずに
手元を見つめていた



「いいよ。それで。
いくら?」




「あ、えっ…と。
1250円です。」



お金を払って
花束を受け取った


そのまま
店を出る



愛梨も俺の後について店を出る


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