俺の彼女
ヘルメットを取った瞬間
潮風の中に
花の香りが鼻孔をすり抜ける

サラッ…
と乱れた髪を手ぐしで整える愛梨はとても色っぽくて…

俺は言葉を失った



「?
なに?芹澤くん…?」


不思議に思った愛梨が
俺を見つめる



つっ…!


その瞬間
一気に恥ずかしくなって


急いで後ろを向いた



ヤバい…
今、絶対顔真っ赤だ…


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