俺の彼女
************************


授業の終業ベルがなり終わるとクラスのみんなが一斉にざわめき


「今日どこ行くぅ?」

「彼氏がさぁ…」


楽しそうに話をしながら
帰っていく


私は1人鞄に教科書を詰めて携帯を開いた



新着メール無し



…はぁ




自然に出るため息


いつから…
こんなにメールを気にするようになったんだろう


いつから…
メールを待つようになったんだろう



家族や従兄以外で
メモリーされてる唯一の男の子


“芹澤くん”
< 94 / 213 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop