俺の彼女
「愛梨ー!
一緒に帰ろう。」


真紀は明るくて活発
性格はサバサバしてて気を使わなくて付き合える親友

「いいよ。
あ、それってピュアの最新号?!」


真紀の手に握られているのはティーンで大人気のファッション雑誌


「そうだよ。今朝思わずコンビニで買っちゃった(笑)」


「あ、やっぱり。真紀なら買うだろうなって思って、私買わなかったんだぁ。」


なんて言ったけど
本当は店員や回りの客に


“あんな体型であの雑誌買ったって、着れる服なんてないでしょ。”

って思われるのが嫌で買えなかった…



太ったのは私のせいじゃない!

生きるためなの!


って
大声で叫べたら…どんなに楽だろう



そんな声は
鏡に写る自分を見るたびに消えていく
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