平凡彼女はシンデレラ

「デートとか…あいつだって忙しいんだから無理だろ…。」

「分かってるもん…。」

「明日花火に誘え。
そして喰われてこい!!」

「馬っ鹿じゃないの!!

それを妹に言うな!!」

「卓斗が発情しても知らないぞ。
他の女に行ったりして~」

「……。」



呆れた。



マジ最悪だろ…こいつ…。



卓斗が発情なんて…。



……考えられなくも無い…。



狼少年卓斗が発情…。




~♪~♪~


「はい…。」

「奏愛?俺。」

「た、卓斗!!」

「明日夜休み取れたから、花火大会行く予定空けとけよ。」

「うん!!」

「それと…。」



< 110 / 322 >

この作品をシェア

pagetop