平凡彼女はシンデレラ

「俺も奏愛が好きだよ。」

「…はい!?」

「だから奏愛が好きだって。
もう見んな!!恥ずかしっ!」


最悪。


こんな予定じゃ無かった。


「ははっ、卓斗顔真っ赤!!」

「もう良い!!

奏愛俺と付き合うのか!!」

「あたしみたいなので良いの?
もっと綺麗な人いるよ?」

「奏愛じゃなきゃ嫌だ。
俺は綺麗とか関係無い。」

「グスッ…卓斗…。


あたしでいいなら付き合う。
大切にするって約束してね…グスッ。」

「大切にする。だから泣きやんで。」

「卓斗~」


抱き付いてきた奏愛。



「…んっ…ん…。」



吐息が漏れるようなキス。



< 69 / 322 >

この作品をシェア

pagetop