平凡彼女はシンデレラ

てか二人言い合ってる。


「今日みんな仕事らしいから、飯いらねぇって。」

「メールでいいじゃん。」

「忘れたんだよ。」



何この会話…。



「あの…祥也に奏愛。」

「言ってなかったっけ?
こいつあのさえない妹な。」

「二人知り合いだったの?」

「まぁな。」



二人は兄妹…。



じゃあ…。



「奏愛のお父さんって…
雨宮祥助さん…?」


「そうだよ!

あたしだけ似て無いんだ。分からないでしょ。」

やっぱりあの雨宮だったんだ…。



「じゃあ俺…結構ヤバい?」


だってあの人でしょ…。



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