平凡彼女はシンデレラ
「は?何で卓斗がいんの?」
パパが混乱してる…。
「あの祥助さ…」
「付き合ってんだよ二人。」
卓斗の言葉を遮ったのは…。
「祥也…。」
「遅いと思って来て見れば、これかよ。」
何故かこの空気が悪くなった。
「卓斗…祥也の言ってる事…本当なのか…?」
「…はい…。」
「そっか…。」
二人に何かあるのかな?
「つーか家入れよ。暑いんだけど。」
多分、祥也を休みにしといて良かった…と思う。
絶対この二人何かあったんだ。
「パパも卓斗も家入ろ。」
そもそも家の前で会うはずじゃなかったんだよな。