平凡彼女はシンデレラ

「ん…。」


卓斗のキスは上手いと思う。



他の人知らないから、どうも言えないけど。



「ん!!」



息を吸おうとして口を開けたら、卓斗の舌が入ってきた。



どうすればいいか分かんない!!



「…んぁ…っ…ぁっ…ん…。」



もう分かんない…。



「はぁっ…はぁっ。

もっ…立てな…い…。」


「長かった?腰抜けたんだね?


でも夏休みはこれで終わらないよ。」



は?



もうすぐだよ夏休み…。



もしやあたし…貞操の危機!?



「楽しみだね。」



ど~しよ~





あたしの夏は始まったばかり…。



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