君に贈る詩*
幸せになろう
ねえ、今度生まれ変わったなら…
「拓斗……
あたし、ね…?
あなたのそばに、
ずっと、いたいよ。
あ、なたより…長生きしたいよ」
「わかってる。
わかってるから、もう喋んな」
拓斗はそう言って大好きな大きな手でゆっくりとあたしの頭を撫でた。
その心地よさに思わず目をつむってしまいそうになるけど、
最後に伝えたい言葉はまだ口にしていないからなんとか踏みとどまった。
最後の力を振り絞って口を開く。
「……ありがとう…
こんな…あたしを、愛して…くれて、
……ありがとう」
「うん」
「…生まれ変わったら、こんどは、」
゙幸せになろゔ
(次に会ったら、抱き締め合って。今度こそ私たちを邪魔するものは何もない)
title by 夜風にまたがるニルバーナ
「拓斗……
あたし、ね…?
あなたのそばに、
ずっと、いたいよ。
あ、なたより…長生きしたいよ」
「わかってる。
わかってるから、もう喋んな」
拓斗はそう言って大好きな大きな手でゆっくりとあたしの頭を撫でた。
その心地よさに思わず目をつむってしまいそうになるけど、
最後に伝えたい言葉はまだ口にしていないからなんとか踏みとどまった。
最後の力を振り絞って口を開く。
「……ありがとう…
こんな…あたしを、愛して…くれて、
……ありがとう」
「うん」
「…生まれ変わったら、こんどは、」
゙幸せになろゔ
(次に会ったら、抱き締め合って。今度こそ私たちを邪魔するものは何もない)
title by 夜風にまたがるニルバーナ