恋‐コイ‐【詩集】
*キミの気持ち*
“キミの気持ち”
キミの気持ちも考えないで僕はキミにずっと引っ付いていた。
僕はキミが好き。
でも、
キミは僕のこと嫌いみたいだ。
キミの気持ちが、僕にさえ向いてくれればいいのに
キミはいつも違う人を見つめていた。
キミは何を探しているんだ?
キミには忘れられない人がいるのか?
キミの気持ちが知りたい。
キミの心の中にある何かを僕が消してあげるから
僕を見て…?
キミの気持ちなんてキミにも分からないかも知れないけど、
僕は今のキミの気持ちを知りたいんだ。
‘キミは今好きな人がいるの?’
そう、キミに問いかけるとキミは
‘…好きな人なんていないよ。ただ、無意識に彼を探しちゃってるの’
笑顔でそう言葉を返した。
でも、ポロリと溢れるキミの涙を見て僕は
無意識にキミを抱き締めていた。
…キミには、忘れられない人がいる。
でも僕のキミに対する想いは変わらない。
‘キミが好き’
気づいたらそう口にしていた。
キミの気持ち。
僕には全く理解出来ないけど、
無理矢理でもいいから
僕はキミの心を奪いたい。
僕はキミが好きだから…。