恋‐コイ‐【詩集】

*キミが好き*





“キミが好き”


…好き。
いつからかな?こんなにキミを好きになったの…


毎日遅刻ギリギリにやってくるキミは、いつも一時間目は


爆睡してて、もうなれてるそれぞれの教科の先生はそのままにして放課後キミを呼び出しする。

それがキミの日常。

あたしは、キミの隣で寝顔を見るのが日常で…

たまにキミに悪戯をするのが楽しいんだ。

寝惚けて目をこすりながら回りを見渡すキミに皆は爆笑。

‘ほへ?’と、とぼけるキミにあたしは鏡を差し出した。

キミの右頬には『僕は変態です』とあたしが書いた文字が。。


キッとあたしを睨むキミは‘てめぇ…なにすんだ…っ!!’

とお返しにあたしから油性ペンを奪ってキュッキュッと音を鳴らして何かを書いている

キミに見とれながら出来上がるのをちょっと楽しみにしているあたしに

‘じゃぁ〜ん’と可愛らしく鏡を見せるとキミと同じ右頬に


『私は、学校一の変態野郎です。』と書かれていた。

ニヤッと意地悪に笑うキミに

‘嬉しい!!’
だなんて、つい本音を言ってしまったあたしに

呆れてキミは笑っていた。
キミが好き。
好きすぎてたまらない。

だから記念にこのラクガキ写メっていい?




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