水色の風
私は恐る恐るキモ男の方に近付いて行った。
「あのぉ…」
「やぁ!キミが羽田さんだね?待ってたよ…そしてキミも俺に会えることを楽しみにしてたんだよね?嬉しいよ」
え、何…
すっげえキモい…
「いや、楽しみになんかしてないから!!次そんなこと言ったら池に頭から沈めるからっ!!」
キモ男はクスっと笑いまた何か言い始めた。
「フッ…照れてるんだね!!それと、俺の名前は高木聖也。聖也様でいいよ」
こいつ…
1回叩き回さないとダメだな。
「様とかつけないから!!あっ、聞きたいことがあるんだけど…なんで店長にはキム君って呼ばれてるの?」
私の予想では
聖也×キモい=キム君。
だと思う。店長優しそうな感じだったし直球にキモ君とか言うとさすがにそれは可哀想だと感じてキム君にしたんだと思う。
予想だけど