恋せよ男女(オトメ)
どちらともなく・・・・・



「ははははぁ~(^0^)」



「ハハハハァ~(>0<;)」



「これから学校のある日の前の日に飲むのはやめよう=3」



「そだね~(^-^)」



「はははぁ~(^-^)」



「ハハハァ~(^0^)」



爆笑していたらエレベーターのドアが開いた。



「・・・・・!」



笑いが止まらない結衣の口をふさいで慎一郎はペコリと頭を下げた。



普段なら目を合わす事もないマンションの住人・・・・・



頭を下げて会釈・・・・・笑いの勢いあまって慎一郎らしからぬ行動をとった。



エレベーターに乗った人は不思議な顔で2人を見た。



「・・・・・・?」



1人は口をふさがれている女の子、1人は必死な笑顔で会釈をする男性。



明らかに怪しい2人だった。



1Fでエレベーターを下りる人を見送って、



「ぶふふっ ~~~~(>3<;)」



ふさいでいた結衣の口を自由にしてやった。



B1についても笑いが止まらず地下の駐車場に2人の笑い声が響き渡った。



結衣は車に乗っても笑いが止まらず・・・・・



「もうダメ(≧0≦;)」



「お腹が・・・・・( ̄■ ̄;)=3」



18歳の結衣はなかなか笑いがおさまらない・・・・・



「本当に結衣ちゃんといたら飽きないよ(^0^)」



慎一郎は笑いを納めて車にエンジンをかけた。



「・・・・・ぶふふっ(>3<)」



車が走り出してからも、止めようと思えば思うほどこみ上げてくる。

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