恋せよ男女（オトメ）

もともとは何が可笑しくて笑い出したのか・・・・・



全く分からなくなっていた。



「困った奴だな・・・・・（＾－＾）」



学校に近づいても一向におさまらない結衣の顔を見て慎一郎もつい笑ってしまう。



車を止めたら、



「ありがと～（＾０＾）／」



結衣はドアを開けてダッシュ＝３で走り出した。




校舎の方に向かう結衣に、



「帰る時電話しろよ！！」



窓を開けて大きな声で叫んだ。



前を向いて走っていた結衣はクルリとと慎一郎の方に振り返り大きく手を上げて両手を振った。



「・・・・・。」



「本当に分かってんのか？！」




車の窓をゆっくりと閉めながら慌ただしい一日の始まりに、




慎一郎から笑顔がこぼれた。



「おはよ～」



ギリで間に合った結衣は恵子と紀子の隣に座って



「ハァー＝３やばかったぁ～（＞０＜；）」



毎回の光景に２人はあきれて



「何でもう少し早くに起きれないかな（￣０￣；）」



ため息混じりに言った。



「昨日慎ちゃんがワインを開けて・・・・・」



「ちゃんと謝ったんだねエライエライ～（＾－＾）」



「うん。」



「で、ワインって・・・・泊まったの？」



「うん。」



「ふ～ん（￢０￢）・・・」



「一緒に住んじゃえば？！」



紀子の冷やかしに、



「慎ちゃんも昨日そう言ってた！」



結衣はいたってマジメに答えた。