恋せよ男女(オトメ)
「さぁ~食べよう!」


「ハ~イ(^0^)!」


テーブルに埋め尽くされたお皿を見て、結衣は先ほどまでの無意味な遠慮がいっぺんに吹っ飛んだ。


お肉 → ご飯 → お肉~お肉~


結衣の小さな体の何処に入るのか(-0-;)・・・・あきれるほどの速さで口に運んだ。



「あのさっ・・・・」


「(?0?)?」


「のぁんどぇすこぁあ~?」


「そんなに急いで食べなくても足りないなら注文すればいいから(+0+;)」


「スッ スイマセン -3 メチャクチャお腹空いてたんで f(^-^;)」


「いや~いいんだよでも・・・・よく噛んで、もう少しゆっくり食べないと消化に悪そう=3」


「ハイ(^-^)/」




慎一郎は、また笑いがこみ上げてきた。


自分と一緒に食事をする女性は皆、良質の物を少しだけ口にして、お酒を少しだけ飲み・・・・


下手すれば、極上の美味しいものですらマズク見える。


それに引き換え目の前の女性・・・は、どんなにマズイ物でもビックリするほど美味しい顔をして食べるであろう・・・・


今まで食事をしてきた誰よりも、一番美味しそうに食べる人にツイ・・・・見とれてしまっていた。



「うまいか(^-^)?」


「メチャクチャうまいです~!!!」


「そうかぁ~(^-^)」


「あっゴメンなさい=3」


「あまりにお腹が空いてて辻さんの分が・・・・・」


「ハハッハぁ~そんなのどうでもいいよまた頼めばいいから~」


「次は何頼む?」


「・・・・何でもです~(^0^)/」


「じゃ~=3」


慎一郎は追加でテーブル一面埋め尽くすほど注文してやった。
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