恋せよ男女(オトメ)
「本当にお腹が空いてたんだね・・・」


「ハイっ(>0<;)」


「いつもはどうしてんの?」


「・・・・・この間は事務所のスタッフの皆さんにご馳走してもらいました(^-^)」


「普段は・・・・・?」


「コンビで何か買ったりします。」


「・・・・・・(-_-;)」


慎一郎は唖然とした。


「前の仕事が首になって、お金がなくて家賃滞納してるんで今月はご飯を食べなくても家賃を払わないと追い出されちゃうんです=3」


「そんなムチャな・・・・(-0-#)」


「家賃は自分で出してるんだ~」


「ハイッ・・・・」


「バイトでまかなえるの?」


「・・・・・無理です。(-×ー;)」


「絵の勉強をしたいのに、画材が高くて・・・・家賃を払ったら無くなってしまいますだから今のバイト先で色々と使わせてもらってるんです内緒で~」


「・・・・・・。」


慎一郎は少しの間黙ってしまった。


「・・・・どうしたんですか?」


「・・・・Um」


「この後予定ある?」


「いえっ・・・・ないですけど何ですか?」


「ちょっと付き合って!」


「・・・・はぁ・・・・。」


結衣は首をかしげながら食べる手は休めなかった。



「ふぅ~=3」


「お腹いっぱいになったか?」


「ハイッ~  一週間くらい幸せでいられそうです(^0^)/」


「ハハハァ~よかったね!」


「じゃ~ 行こう!」


「ハイッ(^-^)」


慎一郎は食べ終わった結衣を休む間もなく席を立たせた。
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