【企画】半熟騎士の日記帳 2nd cross
ルーチェが飛び上がる。
「ほんとにっ!?」
「だけど、ひと晩だけだよ」
食料の手持ちがないのは、彼らも同じだ。
旅行きの常で、ひと晩の餓え凌ぎ程度のものは用意してあるが、明日の分はない。
念を押すエリードに、ルーチェは渋々ながら同意する。
キルトは、というと。
「どうして、いつもこうなんだろう……」
と、悲哀を背負って体育座りなどしている。
もちろん、すぐにルーチェに引きずられて行ったが。
「ほんとにっ!?」
「だけど、ひと晩だけだよ」
食料の手持ちがないのは、彼らも同じだ。
旅行きの常で、ひと晩の餓え凌ぎ程度のものは用意してあるが、明日の分はない。
念を押すエリードに、ルーチェは渋々ながら同意する。
キルトは、というと。
「どうして、いつもこうなんだろう……」
と、悲哀を背負って体育座りなどしている。
もちろん、すぐにルーチェに引きずられて行ったが。