叶わぬ恋心
絶望の中の幸せ
その後にも楽しみはあった。

私は図書委員だった。

当番制で決まった曜日に昼休みのカウンター当番があった。

それ以外でも司書の先生と仲がよかったから放課後に話をしに10人ぐらいで集まったりしてた。

話目的じゃなくてもその頃はHRが終わると図書室に入り浸ってた。

彼のことを見れないことへと寂しさを友達との会話で紛らわしてた。

それでもすごく楽しかった。

でも受験勉強をしないといけないのはわかってた。

でもしなかった。

実際に始めたのは私立入試の1ヶ月ぐらい前から。

さすがにやばいかなって思い始めたからだ。

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