一つの物語
宮は、手に白い封筒を握り緊めていた。
(どうしよう??コレ??一歩に相談したら、左野香ちゃんに悪いし、でも……一歩と離れたくないよー、一歩の優しい笑顔が見れなくなるのも嫌~。
一歩を好きなのあきらめる!?……無理だよ~。でも………)

宮は、決意をこめて歩く。何かに向かった。
(……こうするしかないよね。)
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