一つの物語

雷鳴

一歩は、だれもいない屋上にいた。
空は気持ちのいいくらいの青空。
でも、一歩の心は、雨が止まず荒れていた。
仰いで見る空がせつなく見えた。

俺は、誰を向いてるだろう??
< 52 / 63 >

この作品をシェア

pagetop