しなやかな腕の祈り
「トビの彼氏なんてさ、怒りっぽくなきゃ
務まらないよね」



そう望美が言い終わったくらいに、あたしたちは
完璧に着替え終わった。



「行こうか、ネコ」


そして、あたしたちは



今宵も華麗に舞い踊る蝶になるの。
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