ヤンキー少女とイケメン男子
ギャルメイクとユニフォーム
「あずさってさぁ、彼氏とか作らないのー???」

「別にー。ってか、アタシの美貌ならすぐに彼氏ぐらい作れっしー!!!」

アタシは、姫鬼あずさ(ひめきあずさ)、15歳、高1。

聖蘭高校にしょーがなく通っている、いわゆるヤンキー。

ほとんど学校には行っていない状態で、

公園やコンビニの前でたむろっている。

「ってかさー、先行とかマヂウザいよねー。」

「そーだよねー、みんなそう思ってるだろー。」

アタシの仲間は…。

ミズキ、愛華、かなえ、怜…。

他にもたくさんいる。

あんなつまらない学校行っているよりか、

みんなと遊んでいたほうが楽しいし…。

「ってかさー、アタシらもう退学でよくねー???」

「まぁ、卒業証書貰っておけばいいんじゃね???」

「ってか、登校日数足りねーし。」

「そっかぁ、さすがあずさー。」

「久しぶりに学校でも行きますか!!!」

「あずさがいくなら私も行くー!!!」

学校行って暴れるだけなんだが…。

学校行っても、先行がウザったくて、すぐに、

ゴチャゴチャ言われるだけだし…。

ホント、マヂムカつくわ!!!

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