今、空に太陽は昇っていますか?
「空〜!!ごめんね、遅れて!!」

海斗の顔を見た瞬間、止めどなく涙が溢れ出してきた…。

私を大きな心で包み込む、優しい笑顔。

「空?どうしたの?」

「海斗…。」

「何があったの?話してごらん、空。」

「海斗にこんな事言っていいのか、分からない…。」

「いいよ、僕は全部聞くよ。」

その言葉に甘え、私は海斗に美月と陽の事、そしてこの思いを全て伝えた。




















海斗は私の雨を流してくれた…
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