今、空に太陽は昇っていますか?
それは、空の両親も同じだった。

「おじさん、おばさんすみません!空の顔に傷を付けてしまいました。」

「どれ?空、見せて。」

「全然大丈夫だから〜」

「あ〜大丈夫、大丈夫!これくらいなら、薬を塗ればすぐ治るから。」

「本当にすみません…。」

「あっ♪美空の傷がもし治らなかったら、太陽君が責任取って美空の事をお嫁さんに貰ってあげてね(笑)。」

「はい!俺が空と結婚します。」

俺は本心で言った。

「あ〜美空、顔真っ赤だよ?♪」

「お母さんのバカぁ〜!」

「まったく…幸子!からかうんじゃない!ごめんな、太陽君。」

「ごめんね、太陽君。冗談だよ☆大丈夫だからこれからも、空と遊んであげてね!」

「はい。」


俺にとって、理想の家族だった。

こうゆう家族を俺も早く作りたいと、小学生ながらにずっと思っていた。






もちろん、空と二人で…。
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