今、空に太陽は昇っていますか?
僕が空を泣かしてる。












「分かったよ、空の気持ち。」

「…。」

「だけどね、傍で見守らさせて。ソラにタイヨウが昇るその日まで。空の幸せを目にするまで僕は空を忘れる事が出来ないから。」

「…。」













「心配なんだよ、妹みたいな空が。」














空は頷いた。
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