今、空に太陽は昇っていますか?
空は優しい子だから、こんな事を言うのは凄く辛かっただろう。

『妹みたいな空が…』

困っている空の顔を見て、そう言わずにはいられなかった。

本心は、全てを捨ててもいいから空が欲しかった。


空だけを。


もう、空を困らせたくはないから、自分の気持ちは胸に閉まった。

どんなに想っていても、相手に伝わらない事がこんなにも辛い事だとは思ってもいなかった。



















ここだけで話が終わればまだいい方だった…




















空からの話しはこれだけではなかったんだ。















どうして…

空だけこんなに辛い思いをしなくてはならないのですか?












あの日から俺は、神様なんて居ないと思っているんだ。
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