今、空に太陽は昇っていますか?
「お父さん。」

「美空!!どうしたんだ?!」

「ごめんね、突然。迷惑だよね…。」

お父さんは、首を横に降った。

「けど、ここへ来なきゃお父さんに会えないから。」

泣かないで言おうと思っていたのに、何度も何度も涙が流れ落ちそうになり、唇を噛み締めた。
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