今、空に太陽は昇っていますか?
「糸井先輩・・・?」

「ねぇ、太陽やっぱりあれ美空だよね?何で?ど、どうして?」

「あぁ。」

あれは紛れもなく空だった。

綺麗な瞳、綺麗な黒髪、優しい声。

昔と何も変わらない。

俺の愛する人。

何故だ?

死んだはずの空が何故ここにいる?

夢なのか現実なのか?

そう思って居ると美月が突然声を上げた。
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