今、空に太陽は昇っていますか?
「遅くなってごめん。」

そう言って、涙を流す空をきつくきつく抱き締めた。

やっと、空と太陽が重なり合う事が出来た。

それを大きな心で包み込むように見守る海。

海があるから空と太陽がある。

そう言っても過言ではない。

もうこの手は二度と離さない。

君のお陰で、俺は前を向くことが出来た。
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