今、空に太陽は昇っていますか?
その涙は、北山を失った寂しさか、二人への罪悪感や反省からか何かは分からないが、その涙はキラキラと輝きとても綺麗だった。

「そうだな、一生忘れない。」

「はい。」

「俺は海のように、永遠に下から空と太陽を見守る。暗闇が苦手な空に、君には月の用に優しい光で照してあげてほしい。それが、最初から俺達がすべき事だったんだよ。」

「私達4人はきっと、意味があって巡りあったんですね。」

「うん。」
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