今、空に太陽は昇っていますか?
「2人に出会えて本当に良かった。」

「はい、美月もそう思います。」

「僕は、2人から温かいものを沢山もらえた気がする。」

美月は深く頷いた。




2人の間に沈黙が続く。















優しくて、穏やかな時間が流れる。

僕は空を見上げた。

ふと横を見ると、赤田美月は眩しそうな顔をしながら太陽を見上げていた。

「太陽、真っ赤になって笑ってる。」

「空も透き通る位綺麗で、幸せそうだよ。」

僕らは顔を見合わし笑いあった。
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