今、空に太陽は昇っていますか?
「なぁ、お前ら。あいつから金を取ろうぜ!金持ちの坊ちゃんなんだろ?」

俺は、情けない男。

自分でも分かっている。

こいつに勝っている所など、今の俺には何一つもない。

「お〜☆いいね〜やっちゃいますか!」

「つかつか!一緒に居る子超〜タイプなんですけど☆こっちも貰っちゃう?」

「てめ〜ら!あの女には手出すんじゃね〜ぞ!わかってんな?」

「太陽〜どうしたの〜まじで怒らないで下さいよ〜。」

「あぁ゛?!」

「どうした、太陽?マジでキレてない?」

「いいから、早く行って来い!」

「了解〜♪」
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