幼馴染みと私の関係(仮)
「何が痛いだ 痛いぐらいがお前にとってちょうどいいぐらいだ」

織田ちゃんはちょっと本気っぽい 作戦失敗か……

「ハイハイ 分かったから 何??織田チャンはつまり私に数学の勉強をして欲しいの??」

私がふざけて言ってみると

「高田よく分かってるじゃないか そう言う事だ
だから2週間夏休みに特別 授業してやる」

ヤバッ 自分で穴を掘ってしまったみたいだ……
ってか!!

「嫌だし!!何で私だけが夏休み2週間も大嫌いな数学のために学校まで来ないといけないの!!!」

私は強めに織田ちゃんに反論した

「お前のためだろ 今のうちに基礎を理解しとかないとこれから先にがボロボロになってしまうだろうが
それにお前、中間も期末も平均以下だろ」

いやいや
数学をするために夏休みに学校に来る方が理解できないんですけど

「まぁそう言う事だから 明日からちゃんと来いよ」

行かないし!!
絶対 休んでやる
でもここは適当に返事をしとかないと帰れなさそうだな

「ハイハイ分かったよ もう教室戻るから」

「分かったなら教室戻ってよし」

私はラッキーと思いながら織田ちゃんの前を通り帰ろうとした時、織田ちゃんは何かを思い付いたかのように

「来なかったら成績1+家に電話してお母さんに言うからな んじゃぁ また明日」

「えっ!!??成績1!!!」

「そうだぞー でもお前 明日ちゃんと来るんだろ??ならお前に関係ない事だな。」
織田ちゃんは悪笑いしながら言ってきた。

< 11 / 146 >

この作品をシェア

pagetop