幼馴染みと私の関係(仮)
私はこの時なるの方を向いて なるは下を向いていたから私達は織田ちゃんを見ていなかった





一瞬だったけどニッコリと何かを企んでいるかのような笑いをしていた織田ちゃんを









「おぉー!!??池原 俺のために何かしてくれんの??二人で」


なぜか 二人 の所を強調しながら話していた



「織田ちゃんが今さっき言ったんじゃん!!お礼をしろって!!」


「あれは俺からの例を参考にしてもらおうと思って言ったんだ」


なるは ヤバって顔をしながら

「ならゥチらは違………」


「お前達の気持ちはよく分かった 今から部屋に来てそこで俺にお前達からの``お礼''をしてもらうからな」


他の事を言おうとしたけど なるの言葉はさっきの私みたいに強引にもみ消された





だから仕方なく私達は織田ちゃんの後に付いて行く事にした




「優奈ごめんね 何か変な事になってるしさ」


「ううん いいよ 私は気にしてないから」


「ハァー まぢ面倒くさい…… 本当ごめん」


私が「いいよ」と答えようとした時 織田ちゃんが


「お前達 今だけだからな楽しくおしゃべりできるのは 今からは体を休む暇なく動かしてもらうからな」




織田ちゃんが喋ったから答えるタイミングを逃しそのまま黙って織田ちゃんの後を歩いていた









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