幼馴染みと私の関係(仮)
私となるは
階段を上り終え 廊下を歩いていた


教室の前に立ちドアを開けようとした時 コソコソと中から声がした
小さな声だったから最初は聞こえなかったけど意識しだしたら頭の中はその事に集中してしまうから中にいる人の声はハッキリと聞こえ出した















『高田の教科書 破こうぜ』










高田の教科書 破こうぜ????


破く???私の教科書を??











私が中々 ドアを開けないから 異変になるが気付き勢いよくドアをガラーと開けた




そこにはクラスの男子2人と違うクラスの男子1人がいた











男子達は私を見た瞬間
『ヤバ』っと言いながら素早く ハサミと私の教科書を体の後ろに隠した



けど さっきの話を聞いていた私は隠した物が何なのか誰の物なのか分かっていた











自分の物と分かっていて
突っ立っている私と違い なるは



「何してんの??あんた達」




私が言わなくてはならない事を言ってくれた



「いや…その………」

一人の男子が怪しまれない内に答えようとしたか何かは分からないけど なるの言葉にすぐ反応をして答えようとしていた
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