幼馴染みと私の関係(仮)
「テメーいい加減 離せよ」
男子もだんだんキレ口調になっていて何だか怖かった


「誰に向かって口きいてんだよ!!!あぁ!!??」


が なるは動じなかった





「そんなに離して欲しいなら離してやるよ」


掴んでいた男子をグイッと綺麗に並んでいる机に向かって投げ捨てた


その衝動に机と椅子は
当たり前だがガチャーンと男子とともに倒れた



男子は体をぶつけて痛いのか倒れたまま俯せていた


いくら何でもそれは
殺りすぎ……いや やりすぎだと思っていたが
なるはぜんぜん気にしていなかった


逆に次の男子の
殺り方を考えているかのように回りの近寄るのに邪魔な机などを蹴りながら残りの男子に近付いていた



ガチャーン

ドカッ


教室の中は机などが蹴り飛ばされて倒れた音が響いている









男子の方を見ると恐怖に怯えているかのような顔をして なるを見ていた




そうそれは ホラー映画に出てくるかのような………








「何??お前らどーしたの??さっき散々 優奈の事 苛めて楽しそうだったのに今はそんな怯えた顔をしてんの??」

なるは言葉の最後に
いつものなるが笑うようにニッコっと笑った




それに安心したのか男子は アハハ と苦笑いしながら教室を出ようとしていた











もちろん それを
なるが見逃すわけ無くて………
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