幼馴染みと私の関係(仮)
二人の男子を掴み
手前にググッと引いた




そのせいでバランスを崩したのか手に隠し持っていたハサミと私の教科書を落とした







「逃げるなら最初っから そんな事してんじゃねーぞ テメーら!!!!女を苛める男 何か男の中のクズなんだよ!!!」






二人の男子もさっきの人みたいに机の方へ投げつけた
まだそれじゃ 足りないみたいで一人の男子の顔を殴りつけていた






それには私は驚き
見ていられなくなって目を伏せた











殴る音がしなくなったから目を開けると きっとさっき殴られていた男子だろう
顔が血だらけで床は血で汚れていた












殴られていた男子の横に一緒に投げつけられたもう一人の男子が ガタガタと顔を青くして震えてた

今から自分が殺られると分かっていたのだろう









「後はお前一人だねー 今からゥチが聞くことに正直に答えたら許してやらない事は無いよ」


なるが条件付きで許してやると話しかけると すぐに男子は「はい!!!分かりました!!」とすんなり返事をしていた

その答えを聞いた瞬間
なるは怪しい顔つきで一瞬だけ笑っていた

絶対 何か裏がある!!!!
私はそう確信した









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