幼馴染みと私の関係(仮)
なるは「どーかした??」と何ごともなかったかのように普通の顔をしていた


まぁここで変顔をしていたら怪しいけど………












「私さっき何か言ったっけー???」


「さっき……質問に…」


「何か言ったっけ!!!??」



男子が話そうとしていた所をなるが横なら大きな声でもみ消した

















その後の男子の結果は言うまでもない………


なるは私の机まで歩き机中に手を入れ何かを探していた



「あった」と言うとそれを持って私の近くまで近寄ってきた
手の中には存在を忘れていた宿題だ


私はなるに「ありがと」と言い宿題を受け取った

受け取るのを確認した後 なるは黒板の方へ向った

黒板へ着くとチョークを持って大きな字で『今度 会った時は………』と黒板いっぱい いっぱいに書いていた


書き終えると 白目を向いている男子達の顔の上に二つ折りにしてある白い紙を置いて


「行こっか!!!」と何ごとも無かったかのように元気よく話しかけてきたから私も「うん!!」と返事をした



























次の日 机や椅子はきれいに片付いていて昨日の出来ごとは嘘なんじゃーないのかな??と思ってしまった
< 128 / 146 >

この作品をシェア

pagetop