幼馴染みと私の関係(仮)
「…………………」


私は教室を出て
ただどこに行く事もなく学校の中を歩いていた







「ハァ……私って最低かも…」




普通なら なるに近寄って声をかけてあげるはずなのに 教室に居たくないなんて最低だ…………








「ハァー」


私はまた一つタメ息をついた





キーン コーン カーン コーン











「何やってんだろ……早く教室 行かなくちゃいけないのに…私……バカみたい…」






気を抜いていた瞬間 後ろからおもいっきり背中を叩かれた



「いっ……!!??痛ったぁーい」


「何 一人でブツブツ言ってんの!!!!」





後ろを振り向くと
そこには みくがいた








「……みく…………」



「何でそんなにテンション低いのよ!!!もう一回 気合いいれ直す??」


「滅相もございません!!!??大丈夫でござります」


「ござりますって………変な優奈!!」



みくはお腹を抱えながら笑っていた



「笑わなくてもいいじゃん!!!」


「だっ……だって……ござりますって…………」



「もぅ恥かしいじゃん!!」




私は頬を真っ赤にして みくを睨んだ
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