幼馴染みと私の関係(仮)
「……ありがと」


「携帯が無かったら優奈生きていけないもんね」




笑いながら言う みくに私は「…っ…うん」と言いながら携帯を受け取った












確かに携帯を探していたけど 改めてみくから受け取ると昨日の事を思い出してしまう










「後……昨日の事は気にしないで 大智とは何もないから!!!」


「……えっ」


「ほらっ!!教室 行こ!!」



みくは私の手を引きながら教室に連れて行こうとするのけど 私は


「ごめん……先に行ってて 後で行くから………」

「本当??なら先に行くけど後で絶対 来てよ??」




『うん』と答える変わりに私はニコッと笑いその場を後にした










私の表情が変わり出した事に みくは気がついたからフォローして言った言葉なのか本当の言葉なのか私には分からなくて不安だった












「私………ちゃんと笑えてたかな???」










私はどこに行くわけではなくただ歩いた





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