幼馴染みと私の関係(仮)
「ならもう大丈夫だな」


背伸びをしながら言う 織田ちゃんを見て



あぁ 迷惑かけちゃったな…………






「あのさ………」


「っん???」


「ありがと…………」


「聞えなかったなー 何て??」





………………………
………………
…………
……


「ハッ??!!」


「だから聞えなかったの」




私は嫌そうな顔をしながら『ドS出て来たな』と思いながら織田ちゃんの顔を睨んだ








絶対に言ってやるもんか!!と思った瞬間




「俺 疲れちゃったなー」

背伸びしながら言われた








「あ゙ぁーもう!!!二度と言わないから一回で聞いてよ!!!!」



「は~い」



ニコニコしながら答える織田ちゃんを見て呆れた


『どっちが大人なんだか』思ったけど仕返しが怖いから声には出さなかった




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