幼馴染みと私の関係(仮)
私は布団から出て背伸びをしながら

「ハイハイ 私が悪いんでしょ すみませんね」

と嫌味風に純也に言った

「明日はちゃんと自分で起きろよな 夏休みだからってなまけんなよ」

んっ???
さっきも純也が言ってたけど――― 夏休み ―――??
「あ゛ぁー!!!学校行かなきゃ!!何でもっと早く起こさないの!!」

「はぁー!!??さっき俺 言ったよな `自分で起きろ'って」

「それは明日からの事でしょ!!」

私は慌てながら階段を下りて洗面所まで急いだ
鏡で自分の顔を見てみると寝癖がバッチリでクリクリな頭をしていた

「お母さんー 何でもっと早く起こしてくれないの??」


お母さんは朝ご飯を机の上に置きながら言った

「自分が昨日`明日は寝れるー'って喜んでたじゃない」
ぜんぜん覚えていない私は頭をかしげて昨日の事を思い出そうとするけど 記憶にない

そんな事してる暇がないと私は気が付き寝癖をなおし始めた

「お母さんー 今何時??」

「8時34分よ」

8時34分!!??
9時までに来いと織田チャンから言われたのに
学校から歩いて10分

ご飯を食べる時間を減らすか 寝癖をなおす時間を減らすか………
私が悩んで立っていたら

「優奈 悩んでる暇があるから時間がどんどん減っていくんじゃない??」

振返ると優華姉ちゃんが立っていた

「優華姉ちゃん おはよ」

「おはよ」

私達はあいさつをして
私はさっき優華姉ちゃんが言っていた言葉を思い出した

「あっ!!??時間が無い!!!」

私はご飯を食べずに寝癖をなおす方を心の中で選び視線を鏡に戻して寝癖をなおし初めてた



だいたい サラサラになってきた髪を私は鏡の前でチェックし洗面所を後にした


テレビを見ると時刻は
8時49分だ
私はすぐに階段を上がり自分の部屋まで急いだ
部屋に着くとクローゼットの中にある制服を取り出し 急いで着替えた
夏の制服だからすぐに着替えれたけどこれが冬の制服だと考えたらゾッとした

着替え終えると桜中かばんを持ってひき用具・下敷き・携帯・財布を中に詰め込み部屋を出た
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