幼馴染みと私の関係(仮)
私が唖然としてたら

「やっと理解したみたいだな」

織田ちゃんが嬉しそうに言ってきた
私からして見ればいまの織田チャンの顔は怒りが増すだけでイライラしてきた

「何で私も2倍なわけ!!??」

私がキレ口調で言ってみると

「当たり前だろ 二人とも遅刻をして俺を怒らせたんだから罪は重いよな」

と嬉しそうにすぐ答えられた

「でもさっき織田ちゃんは今日は許してやるって言ったじゃん!!!」

「高田…… 」

織田ちゃんが私の名前を申し訳なさそうに言った瞬間 私は 宿題減るかと期待したが 織田ちゃんの言葉によってその考えは頭の中から一瞬にして消えた

「それはさっきの話だ 今は今。過去と言うのはすぐに来るものだぞ」

「何それっぽい事言ってんの!!??男に二言はないんでしょ!!??」

私は荒れた口調で言った

「確かにそうだが俺は 一人の男として また教師としての両方の立場があるからこの場合、今は教師としてが優先だな」

私はガッカリした。

横ではお腹を抱えて笑っている男子が一人。

二度と織田ちゃんの言葉を信じないと誓った女子が一人。


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