幼馴染みと私の関係(仮)
桜丘中学校は毎朝 坂を上り切ったすぐそばで先生と生徒会役員・学級委員が曜日ごとに朝の挨拶キャンペーンをやっている。

「「みく(ちゃん) おはよー!!!!」」

私となるは 坂を上り終わる前にある一人の姿を見た瞬間 声をかけた。

「なる・優奈おはよ 朝から元気やね」

みく と呼ばれた子は 赤石美空<アカイシミク>
ここ 16年ぶりに女子が生徒会長になった頭も良く 優しくて 男女ともに人気がある完璧な子なのだ。




「当たり前やん!!!みく見たらテンション上がってしまうよー。」

「そうそう。優奈の馬鹿を朝から相手しよったらテンション下がってしまったんやもん」

「そっかぁー」

「なる!!みく!!ヒドすぎ」

二人はウソ ウソと笑いながら謝ってきた。
みくも私達の大親友で小学校からずっと仲がいいのだ



「優奈はいじめがいがあるね」

「みくちゃんの言うことに賛成!!!」


なぜか ここで二人は手を握りあって同盟を作っていた。

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