幼馴染みと私の関係(仮)
ゆっくりと近寄るとそこにはみくが泣きながら大智と抱き合っていた所だった





私は手に持っていた携帯をその場に落としてしまった事にも気がつかずただ二人が抱き合っている光景を見ていた





携帯を落とした音に気付いたのか みくが振返ると「優奈!!」とビックリしながら叫んでいた
『優奈』と聞いた瞬間 大智も振返り私を見た後 みくを自分の胸から突き放し
「優奈……」と力無く私の事を呼んでいた







みくは

「違うの!!優奈 誤解しないでこれには訳が……」

慌てながら言い訳をしていたみくを私は鼻で笑い


自然と涙が頬の上を流れていた―――――。
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