幼馴染みと私の関係(仮)
私が何も答えず黙って立っていたから周りはシーンとしていた




「ゆうっ……優奈??」


名前をみくに呼ばれ私は
大きくため息を吐き
涙をこれ以上流さないように上を向きさっきまでとはぜんぜん変化していない空を見上げた









「っわ……私はっ……さっ…ただ…みっ…くを………………みくが……グス…どこにいるか………」


震えながら 少しずつ 少しずつ私はみくに話した




「…織田ちゃんに……きっ……いて…みたりして…………グス……探し………てたた……… のに………」








もちろん涙は我慢しきれずボタ ボタと地面に落ちていっている






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